お役立ち情報
KJ法
- KJ法とは、一見まとめようのない様々な事実や事象をありのままに捉え、それを構造的に組み立てて何か新しい意味(価値観)を共有するための手法です。
仕事がらとてもよく使う手法で、意見や今後の方向性を模索するときにも活用します。
名称は、発案者の「川喜田二郎(Kawakita Jiro)」さんの名に由来しており、日本発の手法です。
実施のステップは以下の通りです。
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- ポストイットなどに、テーマについての想いを「自由に」「なるべくたくさん」記入します。
- 記入後、同様の内容毎にポストイットをまとめて貼り、グルーピングを行います。
次に、一言で言い表せる言葉(カテゴリー)を作成します。(中分類)
- 中分類をさらにグルーピングし、より大きな言葉にまとめる(大分類)ことで、全体を鳥瞰できるようにします。
- 分類する際には、個人の主観に頼るのではなく、あくまでも「客観性に基づいた分類」が原則ですが、今後の「あるべき姿」を皆でまとめるといった場合には、主観もありと私(オオモリ)は考えています。
- さらに私の場合、カテゴリー化した内容を EXCEL で一覧にしたあと、全体像を把握しやすいようマインドマネージャーを活用して、大・中・小項目で1枚にまとめて全体をチャート(図式化)し、記入された枚数に応じてフォントの大きさを変えることにより、イメージ訴求を図ります。参加者の皆さまには問題全体の鳥瞰をしていただき、今後の指針を検討できる基礎資料として提供しています。
- 今までに作成したサンプルをご紹介します。
これは某公共文化施設で、今後の「プロデューサー育成に向けて」何を実施すればよいかを分析したものです。
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(1)KJ法を活用してEXCELで集計
(2)1枚のチャートにまとめる
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