経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~

2022.11.01  第197回 DX推進 社長就任前のひとこと

━【 今回のテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

DX推進 社長就任前のひとこと

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3代目次期社長として、前途有望な専務(息子)からの一言。

「DX推進で、会社をもっと変えていきたいです」

 

会社はZoomをフル活用、

今日も4ケ所(本社・自宅・移動中の車内等)からの定例役員会

 

これ以外にも、FAX-OCR ,RPAの導入など

彼のリーダーシップでDXを推進してきました。

 

「その前に、経営者としてすべき事が…」と私が言うと、

間髪入れず、「どうしてですか? DXのXは、変革ですよ!」

と反論されました。

 

冷静に「今、何をすべきか?」

議論し、納得してもらいました。

 

その内容とは、

理念や方針から事業の目的・目標を見直す事です。

 

企業のトップとして一番大切なのは

事業の方向性や規模感を語る以前に

会社の理念やビジョンをしっかりと固め

軸がぶれないようにすることです。

 

最近は、SDGsやウェル・ビーングに代表されるように

事業の成長や拡大よりも、

社会における存在意義が問われる時代です。

 

 

彼は、今まで社長の片腕として

その手腕を発揮してきました。

 

しかし、これから社長となり

仕事の内容は大きく変わってきます。

 

そこで今回、事業承継等を契機に

理念やビジョンの見直しを提言しました。

 

専務の延長線上で社長があるのではない!

 

DXの前に、自身の眼で

会社の存在する意義や目的・目標を、今一度見直す。

 

これらの見直しには、今あるもの・ないもの

必要なもの・まとめるものを整理し、みえる(文書)化する。

 

 

DXを手段として

経営の変革を行う前に、見ておくべきポイント

 

これからの専務の手腕に、大きな拍手です。

 

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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