経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2022.04.01 第183回 本年度!ぜひ理解してほしいDX 3つの〇〇〇〇
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本年度!ぜひ理解してほしいDX、3つの〇〇〇〇
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某中小企業、成長著しい現場責任者との意見交換会
「貴社にとってのDX、こんな形で表現してみました。
3つのステージの中で、ここを目指してほしいです
まん中のステージで業界内一歩先!をめざしましょう!」
「なるほどね~」
3つステージとは
DXの導入(専門用語でパッチ)
DXを繋ぐ(専門用語でインテグレーション)
DXで稼ぐ(狭義のトランスフォーメーション)
3つのステージは、それぞれ
顧客の視点と企業の視点に分けられます。
中小企業は企業視点の「DXの導入」が殆どです。
Zoom、Meet、webexを使いこなす。
RPAで社内業務の効率化を実施 等…。
そこで、「導入から繋ぐ」を某社の具体的な事業に
合わせてご提言しました。
今回に限らず、意識の高い中小企業は「DXを繋ぐ」を試行
ただ、この「繋ぐ」のステージで「何をどのように繋ぐ」か?
実はこれが大きな課題になるケースが多いのです。
単独の業務で使用しているPCソフトやスマフォアプリを
APIで繋いて自動化していく。
顧客の視点:顧客の動きを先読みして、接点を増やすしかけ
企業の視点:業務改善でコストをさらに削減していくしくみ
これを、ご支援した企業(建築と公共工事業)で置き換えてみますと
顧客の視点:家の健康管理とスマートウオッチと家電をAPIで繋ぐ
企業の視点:ドローン画像からAI分析、保守業務に繋ぐ
この流れの中で蓄積されたデータが
巷で言われる「ビッグデータ」となり
データ基盤で同社の新たな収益モデルとなり
3つめの「DXで稼ぐ」に近づいていきます。
経済産業省「DX推進指標ガイダンス」に記している定義の理解。
その定義から考える3つのステージと
個々のステージにある顧客(攻め)の視点と企業(守り)の視点。
6つのマトリックスから今の立ち位置と
これからめざす立ち位置を考えていく。
ところで、この意見交換会
実はオンラインで実施したのですが
リアルと変わらない熱さを感じました。
本年度、貴社もDXの6つのマトリックスを理解して、
最も多い課題である、繋ぐ事・もしくは繋ぎ方で
一歩先を挑戦してみませんか?
今年度最初のコラム
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。