経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2021.05.01 第161回 DXとD2Cの関係って…〇〇〇
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DXとD2Cの関係って…〇〇〇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇━
SI業界で伸長著しい営業マンと雑談のヒトコマ
「大森さん、最近D2Cって言葉を耳にします。
これって、我々にとってどういう意味があるのですか?
理解しておく必要があるのでしょうか?」
「直接関係はないかもしれません。
でも、顧客と一緒に事業を構築する意識なら大切です」
「私は、どんな勉強をすればいいのですか?」
約10年前、米国から日本に上陸したD2C
日本でも実績も生まれ
経営者の間では共通用語になってきました。
米国ではマットレスのキャスパー
日本ではFABRIC TOKYO 等々
キーワードは、
商品ではなくライフスタイルを売る
ミレニアムZに感動を
「メーカー」のようで、実は「テック企業」 等
Amazonや楽天などに依存せず、OMOとも一線を引きながら、
顧客視点のデジタライゼーションとして
広義のDXにあたると考えます。
詳細はネット等で勉強していただくとして、
ここでは、法人営業マンの立場から助言します。
「リアル」「ネット」は横において
D2Cに興味をもつ経営者が
「もの」と「こと」
この2つの事象を、どんなバランス感覚で
事業の舵取りしようとしているか
貴方は、しっかりと把握する事が重要です。
もの…商品、メーカー、Z世代が成長する中で見たもの
こと…ライフスタイル、データ分析が中心、感動
コンサルティングのデザイン力と
ヒアリング力が試されます。
筆者が本年度、大学での対面授業で感じた事
Z世代は、「もの」を通して「ことの楽しみ」に
感動していました。
iPhoneとMacbook Airをもって、
学内のスタバで学修するかっこよさを楽しむ。
後輩に向け不要になった教科書をメルカリで販売し
Reuse・Rebornが生まれ、結果SDGsに貢献する。
D2Cのビジネスモデルを考えるヒントが
ここにあると感じた瞬間です。
貴方は、顧客のD2C支援に向け
どんな勉強をしていますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。