経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~

2023.04.01  第207回 DX推進で大切な3つの視〇(その2)

━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

DX推進で大切な3つの視〇(その2)

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前回の続き、某社の製造現場のリーダー数名との意見交換

 

販売と製造が全く異なるシステムで稼働

そこで、データ(コード体系)の連携方法の模索

 

大森言

「どこまで大きさ感を広げて考えますか?」

 

リーダー言

「…」

 

大森言

「我々が提言しないと

経営者は判断できませんよ」

 

前回のコラムでは、

2つの視点(短期的・長期的)についてまとめました。

今回は、「視野」についてまとめてみます。

 

視野とは:

物事を考えたり、判断したりする範囲(デジタル大辞泉より)

 

著書:「法人営業で成功するにはコンサルティング力を磨け」で

営業という仕事を考える範囲(対象)を

担当者<役職者<社長(会社)<業界<社会<日本<世界

と記しています。

 

範囲を、大きさ感と考えてみてもいいかもしれません。

 

ここで「世界」というと大げさ!と言われるかもしれませんが

著名な経営者やスタートアップ企業は、宇宙ビジネスを夢見ています。

 

夢を追い求めるのはとても大切なこと。

 

さて、冒頭の視野とは

業務改善が与える影響の大きさです。

 

データ連携が可能になると

担当者の作業時間が短縮される。

 

時間短縮も大切ですが、最終目標ではないはずです。

 

この時間短縮により

部門長は、削減した時間を有益に活用する方策を検討する。

社長は、マネジメントの視点から全体最適を考える。

業界全体では、SCMの効率化に繋がる。

社会全体では、物価高の抑制に貢献する。

そして、日本のGDPに寄与する。

 

このように視野を広げ、自身が関わっている仕事が

社会に、日本に、そして世界に貢献していく。

 

「バタフライ・エフェクト」という言葉があります。

本来はカオス理論の用語ですが、

“蝶の羽ばたきが、巡り巡って竜巻を起こす”

という意味で使われます。

 

社員1人1人の小さな動き(改善)が、

連鎖反応をしてイノベーションがおきる。

 

論理が飛躍しすぎているとか

現実味がないとか、あるでしょうが、、

こんな事を考えていると、私はワクワクします。

 

みなさんの大きさ感(視野)は

どのくらいか、測ってみませんか?

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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