経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2021.12.01 第175回 DX時代!組織の部署や役職から感じ取ること
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DX時代!組織の部署や役職から感じ取ること
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東京で某研修講師の昼休み、受講生との雑談。
「最近、若い企業さんと名刺交換をすると
カタカナやアルファベットの部署や役職が多く、、
これも時代の流れなのでしょうね~」
「確かに! ここは身近に感じる変化から
その企業の先を読む力が大切です」
そういえば、この会話をした日
日本経済新聞にこんな記事が掲載されていました。
名刺の数で見る新しい仕事
「D2C」2年で5倍
記事の主旨は、DXやSDGsの流れで、
組織の枠組みを見直す企業が増えている。
その一端として、最近の名刺を見よう!です。
確かに、DXを機に、耳慣れない部署名や役職が
目につくようになりました。
部署ですと
・カスタマーサクセス部
・D2C推進部
・DXラボ
役職では
・エバンジェリスト
・AIビジネスコンサル
・アカウントエグゼクティブ
等
いずれも、なんとなく分かるような、
分からないような名称です。
一方で「営業部」「総務部」「技術部」といった名称は
過去のものになっていく兆しかもしれません。
もちろん、部署がそのままでも業務内容が
大きく変わっている会社もあります。
名称が変わっても具体的な実務内容については
旧態依然のままの会社もあります。
会社が変わるか?変わらないか?
変わるなら、どう変わっていくのか?
プロのビジネスマンなら、部署名や役職の変化から
客観的な視点で、先読みする努力をする。
私も具体策として、名刺管理ソフトを有料版に変更
組織変革や人事異動の情報をゲットできるようになりました。
そして、それらの情報と傾向から
企業さんへの新たなアプローチを模索しています。
いずれにしても、ここ2~3年の大きなうねりを見て
顧客はどのように変化しようとしているのか?
貴殿は、受け取った名刺を見て
変化を読む感性を磨いていますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。