経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2021.04.01 第159回 DXを手段にコンサルティング力を磨く〇〇〇〇思考
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DXを手段にコンサルティング力を磨く〇〇〇〇思考
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コンサルEXPO終了後、
某ITマネージャーと個別相談のヒトコマ
「営業目線のDX活用…という切り口
面白く聞かせていただきました。
でも、DXと言っても結局情報活用の重みが
変わっているだけですよね」
「はい、その認識は間違っていません。
ただ、想像以上に重いと認識してください」
「そうなのでしょうね!
後、デザイン経営のお話しもされましたが
我々にも必要なのでしょうか?」
経済産業省・特許庁が『デザイン経営宣言』を発表し
3年が経過しようとしています。
その間、経営者の中でその礎となる
「デザイン思考」が静かなブームです。
第157回のコラムでも記しましたが、
「デザイン思考」を経営戦略に入れた経営者や
マネージャーに出会う事は殆どありません。
ビビビットさん(クリエイター採用のWebサービス)の
意識調査アンケートでも社内でこの思考が浸透しているのは
わずか5%しかないとのレポートもあります。
その大きな理由のひとつは
従来型の経営手法やシステム開発手法が
ディフォルトになっている事です。
加えて、成功確率の低い手法よりも
実績のある手堅い手法が安心なのは当然です。
デザイン思考は、過去の経営やシステム開発の手法が
全く通用しないといっても過言ではありません。
しかし、一部の上場企業やスタートアップは
この思考をとり入れて事業を飛躍させています。
Amazonは創業22年で売上40兆円に
Instagram,Uber, Slack
これらは15年前、まだこの世に存在しない会社。
これらの企業、リーダーのカリスマもありますが
組織としてのデザイン経営がフル稼働した結果です。
これらの企業は大きすぎて…と尻込みをされるでしょう。
でも、新たな経営手法や思考に挑戦する事に
大小はありません。
従来の手法に加えて、デザイン思考で
新たな事業を創造・構築する。
その実現に向けDXを手段として
どのように活用するかが、問われてくる時代です。
コンサルティング力で経営とシステム開発の
「これから」を把握する力を伸ばす。
今日から新年度!
本年度は、どんな「これから」にチャレンジしますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。