経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2020.05.15 第138回 テレワークで考えるべき仕事の本質!
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
テレワークで考えるべき仕事の本質!
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「大森さん、4月15日のコラムの一言は応えました」
前々回のコラムを読んでくださった
Web会議で某部長さんからのコメントです。
「え!何が応えたのですか?」
「内の社員、正にあの二流営業マン状態です」
「具体的な手は打ったのですか?」
「いえ それが」
コロナで余儀なくされるテレワーク
会社からいきなり自宅用のPCが支給
そして仕事場の確保で家族はイライラ
仕事環境のみならず、業務の進行(スタイル)も
普段通りには無理!
結果、イライラして「思考停止」
ここで大切な事
上司は、これを機にどんな仕事スタイルに変革するか?
部下に対して、なるべく具体的に知恵を絞って考える事を
指示しなければいけません。
元来社内では、当たり前にやっていた事務処理
本当は必要なかったのではないか?
これを機に現場目線から改善・改革を提案してほしい。
訪問のアポがなかなか取れなかった休眠顧客にメールで
30分のWEB訪問のアプローチしてほしい。
使用している名刺管理ツールから紐付けして顧客を選定
定型のアプローチ文章を作成し、
顔を思いうかべながら送信してみてはどうか?
長い付き合い、人間関係だけで構築してきた顧客と
弊社の価値を認めてくれている顧客
これを機に、顧客から見た弊社の価値は何か?
業務改善やメールを作成する中から考えてほしい
このような具体的な案を提示し、
その中で彼らのオリジナリティを創造させ、
営業本来の仕事を気づくきっかけを与える。
営業部長は営業マンのテレワーク日報の中から
常態を脱する新たな芽をみつけ、種をまかせてみると
決意してくれました。
貴方は、仕事を環境に依存せず、これを好機と捉えて
営業活動の変革、社内の事務処理の変革に向けて
知恵を絞っていますか?
そして、緊急事態宣言が解除の暁には
変革した営業スタイルで活動している自分の
イメージができていますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。