経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~

2020.02.15  第132回  営業マンが好成績の時大切にすべき姿勢

━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

営業マンが好成績の時大切にすべき姿勢

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「来週は上司と今期の評価面接です。

成績も125%ですので、、うふふ…」

 

「すごいですね。でも成績がよい時こそ

自分を見失わないようにしてね」

 

「大丈夫です」

 

「その顔は大丈夫ではないですね」

 

 

営業マンはとかく、目標を達成すると「ほっ」として

「俺は優秀だ!」と調子に乗ってしまいがちです。

 

かく言う私も現役時代は、まちがいなく

「ほっ」とする時がありました。(笑)

 

第96回のコラムで、評価面接の際には、評価だけでなく

成長目標について上司と一緒に考える事をご提言しました。

 

今回は、目標を達成した時の大切にすべき姿勢について

まとめてみました。

 

結論から申し上げますと

達成したからこそ「危機意識」を持つのです。

 

目標を達成できた最も大きな要因は何?

その要因で自身の何が伸長したか?

上司はそれをどのように評価してくれているのか?

 

 

もう40年も前の話になりますが、私の新人時代、

目標達成をした課長が、上司である部長から

他の社員に聞こえるように厳しく叱責されていました。

 

今では完全に「パワハラ」

 

部長言

「〇〇課長、目標が達成できたのは過去の先輩の資産で

達成できたことに気がついていない

それで浮かれていたから、大切な△△社を失注したのだ!

自分でとってきたつもりになるな!!」

 

課長は眼がしらを押さえながら、うつむいていました。

 

課長は可哀想と思ったものの

このシーンを見てから、私は目標達成した時こそ

顧客や自分を厳しく見つめる必要性を痛感しました

 

そして、この事を部長は他のメンバーに
伝えたかったのだと思います。

 

稲盛和夫さんの名言集に、こんな言葉があります。

 

『常に楽天的であることは大事だが、 同時に危機感も忘れない人でありたい。 余裕が充分ある段階においても、 危機感を持ち必要な行動を起こすことが大切です』

 

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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