経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2019.12.01 第127回 営業マンが肝に据えてほしい〇〇の気持ち
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
営業マンが肝に据えてほしい〇〇の気持ち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇━
「又、クレーム対応ですよ!
内の商品は本当にボロ!!
これじゃ、売れる訳がありません!!!」
「そうですか!
日参のお詫び、大変ですね。
ただ、大変失礼ながら営業のスタンスとして
貴方は問題がありますね」
営業という仕事は、他の職種と比べて
社内外から厳しい環境におかれていると言えるかもしれません。
社外を見ると
会社の知名度がない、競合に比べて商品が高い、
テリトリー(担当地区)が悪い
一方社内では
売れる商品がない、商品の品質が悪い、上司と営業方針があわない
このような不満を言いたくなる気持ち、
私も20年間営業をしてきましたので身にしみて分かります。
でも、このような事を言っても前には進みません。
ここは社内外にあるものが悪いという他責ではなく
自分ができる事を考える力不足という自責でなければ
いけません。
全ての営業マンは、限られた資源や環境の中で
仕事をしています。
他責でいると、もしその環境が改善されても
また他に責任を求めていく悪循環になります。
ここは、会社から与えられたものを
自分に最適な形で利用できるようにして
最高の結果をだしていく前向きさが必要なのです。
会社の知名度を向上できないのは、自分の営業力不足
顧客が求める商品を提供できないのは、私の説得力不足 等
できないことをいくら考えても何も変わらないし、
時間の無駄です。
自分にできる事は何なのか?
最大限の情熱を、ここに向ける事が
最終的に成果に結びつくのです。
貴殿は他責の人生を歩みますか?
それとも自責の人生を歩みますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。