経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2018.06.01 第91回 営業マンが飛び込み営業で意識すべきこと
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
営業マンが飛び込み営業で意識すべきこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇━
「時代に合わないですよ
今どき飛び込み営業なんて」
「そうですか?
私にとっては営業の原点ですが…」
昨今を問わず、飛び込み営業とは辛いものです。
私も現役時代、同行営業支援を通じて
この年(62歳)になっても抵抗感はあります。
アポなしの訪問ですので、訪問先では当然
「仕事の邪魔をされる」
「強引に何か買わされるのでは」
等、嫌がられる理由はたくさんあります。
同行で飛び込み営業をご支援する際
私は営業マンとある事を約束します。
そのある事とは
「限界まで挑戦する」です。
営業マンは、飛び込み営業の際には
「今日の目標件数に達したからやめよう」とか
訪問先の前で「ここは売れそうにないからやめよう」とか
自らやめる理由を考えてしまいます。
しかし、それでは成長しません。
先日、某証券会社さんの営業Mgrとお話しをした際に
1日に100件の訪問と30件の電話を目標に
するというお話しがありました。
ある営業マンは何も考えないで
とにかく汗をかいて訪問してくる。
すると、自分なりに何か手ごたえを感じている。
ある営業マンは何となく疲れた顔をして、
理屈や言い訳をしながら帰ってくる。
結果、本人にはやらされ感だけが残る。
営業の仕事はスポーツと同様、自分の限界に挑戦すると
何か掴んでくるものがあります。
その何かとは、(少し抽象的ですが)自分だけが経験した情報と
過去の知識が体系化され、科学の目でとらえた「こと」です。
それを基本に、目標に向けた論理的な計画を立てる。
営業経験が何年でも、体力と時間の許す限り挑戦する。
私が最初に仕えた営業部長がよく語っていました。
「営業とは科学です」
皆さんは、営業活動の限界まで挑戦した事がありますか?
今回も最後まで、読んでくださりありがとうございました。