経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2017.10.01 第75回 営業マネージャーが大切にすべき「時間」の見極め力
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
営業マネージャーが大切にすべき「時間」の見極め力
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ある営業マネージャーとの会話です。
「時間管理は雑多の仕事の中で
最初に見極める仕事ですね」
最初に見極める仕事ですね」
「やっと気がつきましたか」
「しかし、日頃は目標数字に向けた営業活動
上司への報告、部下育成、事務処理。
眼が回ります」
上司への報告、部下育成、事務処理。
眼が回ります」
「だからこそ、時間管理です」
「もちろん、やっていますよ。
仕事の内容はグループウエアを活用し、
優先度を決め、時間の有効活用を図っています」
仕事の内容はグループウエアを活用し、
優先度を決め、時間の有効活用を図っています」
「ところで〇〇さん、
時間の使い方、柔軟性をもって見極めていますか?」
時間の使い方、柔軟性をもって見極めていますか?」
「時間に柔軟性? 見極める??
それどういう意味ですか???
とにかく、すべきことに優先度をつけてこなしています」
それどういう意味ですか???
とにかく、すべきことに優先度をつけてこなしています」
営業マンや営業マネージャーにとって、
時間管理は仕事をすすめていく上で重要な要素です。
仕事のスタート時、きめ細かな予定をたてても
社内外の緊急対応で変更を余儀なくされるのは
日常茶飯事です。
社内外の緊急対応で変更を余儀なくされるのは
日常茶飯事です。
ただ、どんな事があっても
その中で緊急度と重要度を意識して
仕事のタイプに応じて対応しなければいけません。
その中で緊急度と重要度を意識して
仕事のタイプに応じて対応しなければいけません。
この仕事は本当に今すべき仕事か?
どれだけの時間をかけていいのか?
どれだけの時間をかけていいのか?
これが見極め力です。
そして、それは時に柔軟に対応することが
求められるのです。
求められるのです。
営業の仕事において時間の使い方は
大きく3つタイプがあります
大きく3つタイプがあります
1つめは目標時間を決め
それ以上時間をかけない。
それ以上時間をかけない。
会議・打ち合わせ・メールの返信などです。
例えばメールの返信
例えばメールの返信
私も1日にたくさんのメールを受信しますが、
返信にどれだけの時間をかけるのか?
優先度と目標時間を設定し集中して対応します。
返信にどれだけの時間をかけるのか?
優先度と目標時間を設定し集中して対応します。
2つめはこまめに時間を取り
繰り返し見直し考える。
繰り返し見直し考える。
企画書や提案書の作成・顧客戦略を立案するなどです。
これらの仕事に大切な事は、納期ぎりぎりに対応するの
ではなく、仕事の合間の空き時間を狙って
何度もブラッシュアップする事です。
ではなく、仕事の合間の空き時間を狙って
何度もブラッシュアップする事です。
これらは
「時間を寝かす」「資料を温める」事が重要です。
「時間を寝かす」「資料を温める」事が重要です。
3つめは、リミットは設けずに考えるタイプ
これには、個人的な事が多いです。
転部・転職といったキャリアパスに関する相談
これ以外にも、健康・家庭といった個人的な相談
これ以外にも、健康・家庭といった個人的な相談
これらには、じっくりと時間をかけて話を聴き
そして、しっかりと相手の立場にたった対応が必要。
そして、しっかりと相手の立場にたった対応が必要。
従って、時間を区切る事はありません。
私も個人的によく相談を受けますが
電話ですと、最低1時間
面談ですと、お酒なしの2時間はあたりまえ。
電話ですと、最低1時間
面談ですと、お酒なしの2時間はあたりまえ。
営業マネージャーはこのタイプに応じて、
時間の使い方を柔軟に見極めなければいけません。
時間の使い方を柔軟に見極めなければいけません。
時間との付き合い方をわきまえ
上司や部下、そして顧客にコントロールされるのではなく
コントロールする。
上司や部下、そして顧客にコントロールされるのではなく
コントロールする。
貴殿は、時間の柔軟な見極めができていますか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。