経営力を高める為の営業再設計コラム ~ 明日の営業力を高める気づきをめざして ~
2017.05.01 第65回 営業マンに新聞を読む事を勧める大切なポイント
━【 今回のテーマ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
営業マンに新聞を読む事を勧める大切なポイント
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某営業マンと雑談のひとこまです。
「最近の若い方は新聞を読まないね」
「要らないですよ、新聞なんか
インターネットからの情報検索だけで十分です」
「確かに…
でも、新聞にはインターネットでは得られない
大切なポイントがひとつあるのですよ。
「何ですか?そのポイントとは」
それは、時代の流れをつかむ事です。
インターネットでの検索は
確かに便利ではありますが、
ピンポイントでの情報収集であり、
その場での問題や課題の解決にすぎません。
一方、日々新聞に眼を通すという事は、
全国紙であれ地方紙であれ、
時代の流れを把握する事なのです。
経済の動向や地域で起きている課題を
様々な視点から論じられています。
例えば経済ですと
3月の有効求人倍率は26年ぶりの
高水準、バブル期並みの人手不足感。
地域ですと、創生の名のもと
新たな観光資源の発掘や
新製品の開発に余念のない中小企業。
営業マンは、そういった大きな流れの中で
第一線で仕事をしているのです。
営業として目標数字が達成できたとしても
それは景気がよかった、もしくは業界にフォローの風が
吹いていたのだからかもしれません。
一方、目標が達成できなかったとしても
反省こそあれ「情けないとか…」
嘆くこともありません。
営業として、結果の数字を
受け止めなければいけないのは事実ですが、
それに一喜一憂してはいけないのです。
営業という仕事には順風の時もあれば、逆風もあります。
時には、暴風・強風・熱風…
大切な事は、顧客からの依頼や相談にのるため
その風、すなわち時代の流れをいち早く正確に把握し
最善を尽くすことなのです。
新聞は、その流れを感じる事ができる
身近なツールです。
貴殿は、風(時代)の流れをつかむために
新聞を読む事に心がけていますか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。